任意売却とは
突然ですが、任意売却という言葉をご存知でしょうか。
2020年代に入り、新型コロナ禍の混乱や、世界的なインフレ・情勢不安などの煽りを受けて、住宅ローン返済の不安も常に付きまとうような世の中になってきていると思います。
そんな中で住宅ローンを支払うことが出来ず、最終的に家を強制的に売却されてしまう競売は、どうしても避けたいですよね。
しかしご安心ください。住宅ローンの返済に困ってしまっても、競売を回避する方法があります。
それがまさに任意売却です。このページでは任意売却とは何か、その特徴やメリットについてご説明いたします。
任意売却と競売
任意売却
任意売却とは、住宅ローンの返済が滞った際の競売入札がおこなわれる前に、あなたと債権者(金融機関等)との合意のもと、あなた自身の意思で住宅を売却することをいいます。
任意売却をすることによって、債務者(あなた)と債権者(金融機関等)との間で交渉が出来るようになります。
そのため、競売に比べて債務者・債権者の双方にとってより良い条件で住宅を売却することが出来ますし、自宅を売却した後も金銭的・精神的な損失が競売に比べてはるかに少ないのです。
なので、新しい生活の再建をするためにも、任意売却という方法を使わない手は無いと言えるでしょう。
競売
もしも、住宅ローンや、住宅を担保に借り入れた借入金の支払いが滞ってしまうと、どうなるのでしょうか?
そうなると最終的にその住宅は所有者の意思にかかわらず、競売にかけられます。
競売は、自分の意思とは無関係に自宅が売却されてしまい、売買代金も全て債務=借金の返済にあてられます。金銭的・精神的な余力を削がれてしまい、新たな生活を始めようにも立ち直れない人たちがたくさんいます。
また、競売であなたの自宅が落札されると、あなたはご自身の家から強制的に退去せざるを得なくなります。そして、競売により得た住宅の売却金は全て住宅ローン=借金の返済に充てられ、手元にお金は残りません。
つまり、「家も財産も失ってしまう」のが、競売の恐ろしさです。しかし、それも任意売却によって回避することが出来ます。
任意売却のメリット
①自宅に住み続ける方法がある
借入金の担保とした自宅にも、そのまま住み続ける方法があります。
競売にかかった自宅に住んでいても、いずれ落札された際は強制的に退去を命じられます。しかし、任意売却をすることによって、借金の内容とご自身の強い意志次第では、引き続きその住宅に住み続ける方法があります。
②競売よりも高く売れる可能性が見込まれる
任意売却なら、競売よりもより良い価格で売却出来る可能性が高いです。
入札開始時の設定金額が低いため、競売による売却金額は、市場価格の7~8割程度の金額で落札される傾向にあります。一方で、市場価格に出来る限り近い価格での売却を目指し交渉する任意売却なら、競売による落札価格と比較して高く住宅が売れる可能性が高いといえるでしょう。
残債務=借金の減少、つまり住宅売却後の負担と不安の軽減材料として、その後の生活の立て直しには非常に重要であるといえます。
③手元にお金を残すことが出来る可能性が高い
任意売却を用いた場合は、その後の生活資金の確保も容易に出来ます。競売で自宅を売却した場合、売却金は全額債権者(金融機関等)に支払われるため、住宅の所有者であるあなたの手元にはお金が入ってきません。
ですが任意売却の場合、債権者との話し合い次第で売却金額の一部を手元に残すことも可能です。
そのお金を当面の生活資金としたり、新たな生活の再建費用にあてることが出来ます。
④プライバシーが保護され、情報を公表せずに済む
任意売却であれば、公に情報を知らされる心配がないので、プライバシー保護の観点でも安心です。
あなたの家が競売にかかると、各メディアやインターネット上で”競売物件”として、ご自宅の情報が公告という形式で公開されてしまいます。もしかしたら、その事を知られたくない人たちにもその情報が伝わってしまうかも知れません。
しかし任意売却は競売ではないため、自宅の情報を公に公表する必要がないため、あなたのプライバシーも守られます。
ただし、同時に競売入札にかけられていない場合に限ります
※参考URL:任意売却のメリット
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